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住宅コラム

「住宅ローンの金利が上昇した時の対応法!」


◆住宅ローンの審査にAI(人工知能)が
活用されはじめている

仕事や生活のあらゆるシーンで
AI(人工知能)という言葉を
聞かない日はありませんね。

すでに私たちの周囲で活用が進んでいるAI技術は、
煩雑なデータ処理を自動化することによって、
様々な業務の効率化に役立っています。

住宅ローンの分野でも、
このAIを利用して住宅ローン審査の
速度アップや精度アップを目指す
金融機関が登場し、大きな話題になっています。

2017年11月に住信SBIネット銀行、
2018年5月にはソニー銀行、
2018年10月には三菱東京UFJ銀行が、
それぞれ住宅ローンの審査に
AIを導入することを発表しました。

それでは、住宅ローン審査にAIが導入されると、
どのような点が今までとは違ってくるのか?

今回は「住宅ローンのAI審査」にスポットを当てて、
AIによる審査のメリット・デメリット、
審査にAIを活用している住宅ローンと
その特徴をご紹介します!

◆住宅ローンAI審査のメリット・デメリット

住宅ローンAI審査のメリット

・審査のスピードが速まる

・金利や手数料が下がる可能性がある

・サービスが拡充される可能性がある

住宅ローン審査にAIが導入されると、
審査のスピードは従来と比較して格段に速くなります。

なぜなら審査の際に行われる複雑なデータ処理は、
AIを活用し処理を自動化したほうが、
はるかに速く、正確に行うことができるためです。

この審査スピードのアップは、
AIが住宅ローン審査を行う
大きなメリットの1つと言えるでしょう。

また、審査のスピードが速まれば、
万一、審査に落ちた場合でも、
早めに他の住宅ローンの検討に
移ることができるようになります。

これも二次的なメリットと言えるでしょう。

さらに、それまで人が行っていた業務を
AIに任せることができるようになるため、
金融機関が人件費などのコストを下げられる点も
AI審査のメリットです。

その結果、利用者側においても
「住宅ローンの金利や事務手数料などが下がる」
「契約者向けのサービスが拡充される」
といったメリットが産まれることが期待できます。

◆住宅ローンAI審査のデメリット

・人の判断が入らないぶん、
シビアに審査に落とされる可能性がある

・審査に落ちたor通った場合の根拠を
把握できない可能性がある)

AIによる審査のデメリットとしては、
融資可否の判断が機械的に行われる点が
挙げられます。

人による判断が介在しなくなるため、
信用情報や資産情報といった
自分のデータをAIが評価しない場合は、
審査にシビアに落とされてしまう可能性も
でてくるでしょう。

また将来的に、
住宅ローンの審査に利用されるAI技術が、
より複雑・高度なアルゴリズムを
用いるようになった場合、
審査基準がブラックボックス化され、
審査に落ちた場合や通った場合の判断根拠を
人のほうで把握できなくなる可能性も考えられます

◆住宅ローンのAI審査を実施している金融機関

●ソニー銀行

ソニー銀行の住宅ローンでは
2018年5月より事前審査(仮審査)において
AIによる与信判断を実施しています。

AI技術には、ソニー・グループが独自に開発した
機械学習モデルを採用しております。

個々に学習したモデルを複数組み合わせる
アンサンブル法を利用することで、
審査担当者の判断に近い精度の
自動審査を実現しています。

従来は2~6日程度かかっていた結果判定を
最短60分に短縮できます。

●住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行の住宅ローンでは
2017年11月より住宅ローンの審査に
AI技術を活用しました。

AIには、複数の機械学習手法を混合することで
予測精度を高めたアンサンブルモデルを
使用しています。

また、2018年度中には
日立製作所と共同開発中の
新アルゴリズムを搭載したAI技術の導入も予定です。

仮審査は3営業日以内となり
本審査から融資実行までは必要書類の到着後
1ヶ月~1ヶ月半ほどかかります。

●三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行の住宅ローンでは、
2018年10月よりリクルートの物件検索サイト
「SUUMO(スーモ)」の利用者を対象に、
AIによる住宅ローンの事前審査を実施しています。

スーモのサイト上で
氏名や住所、勤務先、年収、借入希望額など
約20項目を入力すると、
最短15分で事前審査の結果がわかります。

また、審査結果を踏まえての
本審査の申し込みも可能です。

AIにはNECが開発した
「異種混合学習技術」が活用されています。

★他にもある審査のスピードが速い宅ローン

AI審査とは別に住宅ローンの中には、
ペーパーレス化や信用情報の自動照会などを
取り入れることで、すでに審査のスピードを
大きくアップさせているものがあります。

これらの住宅ローンでは、
事前審査の結果はおおむね当日中に判明する他、
本審査も3営業日以内に結果がわかります。

万一落ちた場合もすぐに次の住宅ローンを検討でき、
住宅ローンを比較・検討するうえで
大変利便性が高いと言えるでしょう。

◆まとめ

住宅ローン審査へのAI導入の流れは、
今後も進んでいくでしょう。

米国と比較すると、
与信審査におけるAIの利用について
日本国内の金融機関は慎重であり、
「予測根拠の不透明なモデルの使用を避ける」
「予測精度の高いアルゴリズムの構築を自前で行う」
など、AIのブラックボックス化を
避けようとしています。

しかし、すでにAI審査を導入した金融機関の多くは、
審査期間が短くなり、人の負担も減るなど
一定の効果が見られることも事実です。

導入が進めば、
金利や手数料面で我々利用者が
直接の恩恵を受けるシーンも増えるでしょう。

また現時点でも、
審査のスピードが速い住宅ローンを
候補に加えることで、
従来程度の日数がかかる住宅ローンと
審査のタイミングをずらし、
金利や借入額などを効率的に比較することができます。

新規借り入れや借り換え等で、
近いうちに住宅ローンを検討する可能性が高い方は、
今回ご紹介したAI審査を行う住宅ローンも
視野に入れつつ、
ご自身の資金計画に沿った住宅ローン選びに
役立ててください。

それでは、また。

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